ネック（グリップ）のレリック加工

錆を待つ間にネックグリップの汚しを再現したいと思います。

まずはグリップ部にペーパーを掛けます。
今回は塗装の艶を落とす程度にしました。

ヘッド裏の塗装は良い感じに日焼けしてるので
このまま利用するつもりです。（ちょっと訳あり）

使用するのはフィービング社製のレザーダイ（革用の染料）

色はコードバン（溶く場合はアルコール）です。

どんな色かというと

こんな感じです。※下塗り無し、完全に染み込ませた状態。

ウエス同士をこすり合わせ色調整。白い布に
『微かに色が移るかな』という位まで落としてから
ネックを塗って（こすって）いきます。

やや塗り過ぎたので、靴用の汚れ落とし（リムーバー）で

色を落とします。この辺りは好みで調整ですね。

木むき出し（無塗装）だと、色目の調整が難しくなると思います。

この染料でなければ出ない色・効果がある訳ではないので
同様の処理をする場合は木材用ステイン塗料で良いはずです。
わざわざ『ギター用として』買う必要はないと思います。