2016年1月23日土曜日

生存確認



 
 
なんとか生きてます(キースじゃなくて俺がねw)

2015年9月30日水曜日

完成おめでとう

 一週間ほど前YouTubeのほうに『塗装テンプレを送って欲しい』とコメントが・・・

リンク紹介後数日、今度は『ギター完成したよ』と画像を送ってきてくれました。
『ブログで紹介しても良い?』と聞いたら『モチロン!』との事。(嬉しいですね)
ということで以下、皆さんにもご紹介。





















Complete Congratulations! Daniel !!

以上、ブラジルからのチャレンジャーでした。

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※彼のフェイスブックです

2014年6月8日日曜日

ニスとラッカーの違い

ブラックワンレプリカに使用した『速乾ニス』

















同メーカーから別途『クリヤーラッカー』も販売されてます。














で、この二つは何が違うんだろう?と思って
メーカーさんに直接電話で訊きました。

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まず木材などの下地を生かしつつ、表面の保護・艶出しを目的に塗る
透明の塗料を総じて『ニス』と言うので、この二つは分類上同じニス
と言う事になります。

メーカーさんのHPでも同じニス類で括られてます

だから言い張るならば、生卵の白身だって鼻水だって
ニスと言えない事もない訳ですよ(すぐ落ちるけどw)

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分類上の話と冗談はさておき、商品としての『速乾ニス』と
『クリヤーラッカー』はそれぞれどう違うのですか?と聞いたら

『速乾ニスの方が黄色味が強く、やや厚みのある仕上がりになる』
『あとはほぼ商品名の違いだと思って貰って良いです』との事。

例えば『木を塗るならニス、プラスチックならラッカーで!』なんて
ハッキリ解りやすい使い方とか聞きたかったのに・・・やや拍子抜け。

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『ニスとラッカーってどう違うの?』

とよく比較される事がありますが、本来『ラッカー
と言うのは『揮発性の高い溶媒に樹脂を溶かしたモノ』で
これは『速乾(性)』を意味しています。

なので揮発性の高い溶媒が使われているニスであれば
それは=ラッカーニスと呼ばれる事になるのです。

ニスとラッカーと言うのは比べるモノでは無いという事ですな。

他にも、水性ニス・ウレタンニス・天然成分を使ったニスなど
ニスには様々な種類があり、その一つとして『クリヤーラッカー』
と呼ばれるニスの仲間がありますよ・・・って訳です。

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じゃその『クリヤーラッカー』とは何なのよ?と

揮発性の高い溶媒に樹脂、それに色を付けるための顔料を
加えたものがラッカー塗料(スプレー式のものがラッカースプレー)

顔料が入ってない、透明のラッカー塗料が『クリヤーラッカー』で
これがニス的に使える、ニスに分類される。

この『クリヤーラッカー』と『ラッカー系のニス』が
非常に似通っているので紛らわしいのです。

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結局、ヴィンテージギターの仕様を再現(しようと)するのであれば

『主にニトロセルロース樹脂を用いたラッカー系の透明塗料』

を選択すれば、それがどんな商品名で呼ばれていても問題なく
あとはメーカーごと、商品バリエーションごとの仕上がりの違いに
気を配って使用すれば良いのではないかと思います。

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2015.02.21 

カンペハ○オさんから発売されている
速乾ニス、クリヤーラッカーに限定して
再度お伺いする機会があったので追記します。

・速乾ニス:刷毛で塗りやすい。

・クリヤーラッカー:乾燥後の塗膜が固い、高光沢。

・混ぜて使うのは不可。

・乾燥後、クリヤーラッカーの上に速乾ニス
速乾ニスの上にクリヤーラッカーの重ね塗りは可。
塗膜を侵すような事はありません、との事。
(もちろん完全に乾いてからの話ですよ、
違うメーカーの物だと剥げる事があるかもですが)

それぞれ『こういった場合にはこっちを』的
用途については特に想定されてない、との事なので
完全に使い勝手や仕上がり具合で選んで良さそうです。

以上、ご参考まで。

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2016.08.17

『どっちを使えば良いか買う前に知りたいから調べてるんだ!』

当然こう思われるでしょうね・・・
だから自分もメーカーに電話までしたんですけどね。^^;

違いについてはおおよそご理解頂けたかと思います。(思いたい)
そこで以下、私見としてお聞きください。(もちろん責任取れません)

・速乾ニスの方が刷毛で塗りやすいとのことなので
例えば紙粘土で作った置物に塗ったり、手軽な工作時に
こちらを選ぶと良いんじゃないかなと思います。
(シンナーで溶いたりしない元のままで)

・クリヤーラッカーも刷毛で塗れない事は無いのです。
工作用に小分けして一応そのまま使えるようにはなってます。

しかしきちんと計量・希釈してガンを使って塗るのが
より良い使い方なんじゃないかなと・・・塗膜が固いので乾燥後に
水研ぎ・コンパウンドで仕上げなど、クオリティを重視する場合には
こっちが適してるのかも知れないですね。

自分からはこれくらいですかね・・・^^;

(違ってたらご指摘ください)

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※このページだけアクセスすごい多いです。ギターだけに使うものじゃないので
当たり前っちゃ当たり前なのですが、それにしても解りづらいですよね。
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2022.11.07

ラッカーとニスはどう違う?それぞれの特徴を解説するよ!

私の拙い解説より遥かに詳しく説明してあるサイトを見かけましたので
こちらも参照されると良いかと存じます(笑)

2014年5月25日日曜日

ネックコンディション

まずは指板から

ローズウッド、色が明るめで縞が目立ちます。
まぁこれは個体によりけり、かなりバラつきがあるはず。

アールは400位、かなりフラットな安ギターの定番です。

















フレットエッジ。引っ掛かる感じは全くありません。

















指板サイド(タング)の処理に『黒っぽい何か』が
使われてるのが安ギターの特徴でしょうかね。

手垢じゃないですよw

















ブラックワンレプリカのベースにしたフェルナンデスにも
同様の処理がされてました。

※ギブソンタイプについては詳しく知りません

















曲がり、ネジレ全くなし、フレット浮きもありません。

















割と面取りされてる部類だと思います。塗装はサテンです。































ボディ側から見ると、バーズアイとまでは言えないような
小さな杢(笑)が全体的に入ってるのが判ります。

















さて、ここで困った事態になりまして・・・このネック
グリップが太過ぎず、細過ぎず実に弾き易いのですよ(笑)

以前ビルローレンスに、ロー側ソフトVから滑らかに
Uシェイプに変わっていくネックがあったのですが
自分にとってはロー側の握りがちょっと細い感じがして
『もうちょっと太目だったらなあ』と残念に思った事がありました。

測ってないけどたぶんこのネック、先から元まで
厚みが同じじゃないかと・・・狙って設計してるハズ無いんですが
この(Vじゃないけど)ロー側に厚みが残る感じがすごく良いのです。





















【質】

FST-50 >> ブラックワンモドキ = フォトジェニ

【コンディション】

FST-50 ≒ フォトジェニ >>> ブラックワンモドキ

【グリップの好み】

ブラックワンモドキ > フォトジェニ > FST-50

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ネックに関してこんな感じの三つ巴になってしまい
取りあえずFST-50の見た目をストラトにしようと思って買ったのに
これ(フォトジェニ)はこれで仕上げたら面白いんじゃないかとか・・・

新規で高価なパーツを使って音質を追及したりするのはどうかと思いますが
余剰パーツを利用する等で改造して遊ぶベースとしては十分アリだと思います。

ペットの焼酎扱いしてスミマセンでした(笑)

2014年5月24日土曜日

フォトジェニックの品質

さて買ってきたフォトジェニックの品質について

















細かい仕様変更があるみたいですが大雑把に後期型らしい。

ヘッドロゴの他には、ディンキーボディとまではいかないものの
ボディ(ホーン)形状がスリムになっているのが特徴らしいです。


















普通のストラトを10、ディンキーを5としたら
9くらいのボリューム感ですかね。しかしこれは
一本だけしか持ってなかったらワカランかも。

ネックプレートがズレてますがネック自体は真っ直ぐセットされてます。

















ペグは徐々に質が向上してるらしく全く動作に問題ありません。
ここが原因でチューニングが狂う感じはないです。

フェンダーのクローシャンヘッドより先端の丸い部分が大きめ。
ストリングガイドの形状は安ギター特有です。(1個でした)





















ナットはプラスチック、切り方がちょっと荒いけど
深さ(高さ)はちゃんとセッティング出てました。

ただ若干滑りが悪いみたい。

自分の場合カットルブと言う、糸鋸の刃を滑らせ長持ちさせる
潤滑材みたいなモノを持ってるのでそれを擦り付けてます。

















トレモロ周辺はよくあるパーツ群、弦間ピッチ10.5mm

サドルビスが突き出し気味。弦高のセッティングは出てるので
短いモノに交換するか、下面をカットするか、シム噛ますか

















金物は質感に欠けますが機能に大きな問題はありません。

ピッチ調整も全く問題なし。稀に『どうやっても合わない』って
言う人を見かけますが、ちょっと信じられません。


















セレクターは5way、ノブ・ピックアップカバーは
エッジが立ってなくてシャープさに欠ける感じ

セレクターノブはもっと肉付きが欲しいです。

















PUのポールピースが面取りされててフェンダーの
ビンテージともノイズレスとも『ちょっと違う感』

ヤスリで削る手もありますが・・・切りっぱなしで良いのに(笑)

















ピックガードに変形や浮きは無いけど切り出し方が荒く
(外周に)ヨレてる箇所が多々あります。

















きれいに削ってやるといいかも知れません。

















今回見て貰ったパーツ類の不出来は、ほぼ見た目に関してなので
楽器としての基本性能を大きく損なう事は無いと思いますが・・・

次回は(パーツ取りじゃなく)普通に弾く場合に
一番問題が発生しやすいであろうネックをチェックしてみます。

フォトジェニック

白いストラトはしばらくそのまま弾くつもりとか言いながら
パーツ取りのため、地元のバッタ屋でまた買ってしまいました。

安ギターの代表格、フォトジェニックです。

つーかまたまたマッチングヘッド・・・呪われてるのかも





















ってのは考え過ぎで、比較的人気が無いので改造ベースとして
(自分が)手を出しやすい価格になってるからだと思われます。

以前、中華系の安ギターに対して
私的に一線を超え過ぎてる気がする
と言ったのは、実際の品質云々ではなく
”4ℓペット入りの焼酎を常飲するようになってしまった敗北感”
みたいなイメージからの発言でした(笑)

※最近買って飲んでますけどねw

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今回はパーツ取りと言う大義名分があっての購入なんですが
それはさておき『じゃあ実際の品質ってどうなの?』について
次回ご紹介します。

2014年5月18日日曜日

FST-50・セットアップ編

まずはマスキング、ピカールでフレット磨きです。

















そう言えばまたオークションで買った訳ですが
出品者によると『フレット残6~7分山』との説明。

しかし届いてみると、すり合わせの形跡もなく
フレット形状が台形なので減って見えるってだけで
9分は残ってました。

ラッキー(笑)



次に指板が若干乾いた感じがしてるのでオイルを塗る事に

















元々こんなモノを塗る予定がなかったので専用オイルがありません。

台所にあったオリーブ油(一応エキストラバージン)で代用。
塗り過ぎに注意して超極薄塗りです。

※オリーブオイル・・・激しくお勧め出来ません(笑)

塗った直後よさげなんですが、時間が経つとベタついてきます。
そして結構臭います。楽器に対しての悪影響はそんなに
無さそうなんですが・・・ぜひ専用品お使い下さい(笑)

















PUはブラックワンレプリカ作った時の余りを
エスカッション利用してハムだけ付けてみます。

















同一メーカーだからかビス穴に大きなズレも無く装着完了

















ブリッジは(以前紹介した)フェルナンデス製
リバイバルシリーズのシンクロを使用































ピッチ11.3mm


















セット完了

















弦は今回アーニーボールのSuper Slinkyを張ってみます。

















ネックは弦を張ってない状態で『理想的な順反りの逆』
ほんの僅かに逆反り。細目のネックなのでロッドは弄らず
一度このまま弦を張ってみることにしました。

















弦高は6弦1.5mm、1弦1.3mm、低めにセット。
反りは思った通り真っ直ぐに戻りました。

ネジレや音詰まりも無く、軽いタッチで弾けます。





















最初ノイズが多いと思ったピックアップでしたが
今回あまり、というか全く気にならないレベル。

きちんとアースが取れてなかったのかも知れないです。

















今後色塗り替えるか、はたまた大手術か判りませんが
しばらくはこのまま弾いてみるつもりです。