2014年3月10日月曜日

理由と謎・ニス編

下塗りにニスを使ったのには大きな理由があります。
まずはこの塗装部分(画像では黄色っぽい)を再現する為です。














下の黒だけが抜ける筈はないですからどう考えたって
トップコートではなく、肘で擦れて(本当のトップコートと一緒に)
黒い色層が落ちアンダーコートが見えている。という事(加工)だと思います。

茶色い部分は完全に剥げ落ちボディが露出、日焼けや
使いこんで手垢などの汚れが入り込んだ"設定"になるかと。

目止めやサンディングシーラーの代用を第一に考えるならば
タイトボンドを水で溶いて塗っても良かったのですが
塗装面の仕上がりを気にするようなギターでは無いし
これが有ると無いとではかなり雰囲気変わってきますからね。












それでも下塗りの代用としてニスは適してないという事ならダメですけど
色々と検索してると『水性ウレタンニスを試してみた人が居る』という事で
確かにギターだったり太鼓だったりに使用してる人が居ますね。

私的にありとあらゆるモノ、何をどう使っても良いと思ってますが
それが代用されるようになった理由ってのは知りたい気がします。

・水性じゃなければダメなのか?
・水性油性を問わずウレタンだから良いのか?
・ラッカー系になるとダメなのか?

使用目的、塗るモノによっても変わると思いますが、おそらくは
セラックニスによるヤニ止め(目止め)が代用の発祥じゃないかなぁと。

※モノは違いますけどね















印象的な塗装の再現と、木材への塗料の吸い込みを抑える
目止めが必要、という事で今回ラッカーニスを使用しましたが
そのどちらの目的も一応は達成出来てる感じです。

以上、理由と謎でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿